不登校・登校拒否の子どもたちを支援するエンカレッジです。

性格傾向を改善するには

性格傾向の改善には、直接的なアプローチと間接的なアプローチがあります。直接的なアプローチとしては、子どもに直接指導をするコーチングという手法があります。コーチングとは簡単に言えばテニスのコーチが選手を育成したり、塾の講師が勉強を教えたりするのと一緒で、専門の知識やテクニックを活かし子どもに直接アプローチをして性格の改善を促していきます。コーチングの効果は、コーチャー(コーチングを行う人)の力量よって差が出やすいと言われています。フィギアスケートの浅田真央さんがコーチを何人も代えていることでもコーチによって変わるという事がわかると思います。エンカレッジがおこなっている教育コーチングは、不登校問題というデリケートな部分を多く扱うため、限られた先生しか行えません。具体的には、子どもの本当の気持ちを引き出す・眠っているやる気を引き出す・精神的に強くするなどの効果が期待できます。

間接的なアプローチとは

性格傾向改善の間接的なアプローチには、家族療法という手法があります。家族療法とは母子分離できないなどの依存心や性格傾向としての内弁慶・わがまま・心配性・忍耐力欠如などを親が対応を変えることによって子どもに伝えていく方法です。現在では様々な機関で取り入れらえています。
具体的には、内弁慶な子はえてして家ではわがままであることが多いので、家でもわがままを許さないような強制力をかけ家と外とのギャップを埋めます。そのようにすることで内弁慶の傾向を改善してきます。そのために果的な叱り方を学んでいきます。
また、自己解決能力の低い子には、干渉を控え子どもに考えさせるようなコミュニケーションのとり方を学んでもらい、自己発言の能力を伸ばしていきます。家族療法を今の子育てに取り入れていけば、不登校になりやすい性格傾向の改善ができ、お子さんの自立心や協調性、心の強さといった個々の能力を引き上げてあげることが可能となります。

性格傾向を改善するには直接的なアプローチと間接的なアプローチの2つの手法が有効です。その2つの手法を一緒に行う事ができれば、不登校問題の解決に大きく近づきます。
その2つの手法を組み込んだプログラムがエンカレッジの復学支援です。